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衝動。
力いっぱい振るったそれは、相手に『暴力』といえるほどのものを与えることも出来ず。
接触した場所が、殴った拳が、痛んだ。
一瞬の激情が過ぎると、怒りに眩んだ視界が正常に戻る。
こんなことやっちまって、オレ殺されるかな。
怒りの余韻はまだ体に色濃く残っているのに、どこか遠くで冷静にそんなことを考えている自分もいて。
戻した視線の先の相手は、
…しかし予想とは違う表情をしていた。
何で。
「貴様」
低い声は、大きくはなくて。
……少し、かすれていた。
オレの拳ではこの男に、ほんの少しのダメージすら与えられなかったはずだ。
なのに、何で。
動きは見えなかった。
空気が動いたから、『ああ俺、殴られるんだ』なんて思ったときには体が宙を舞っていて。
容赦なく壁に打ち付けられ、無様に床に崩れ落ちた。
顔は役者の命だってのに、きっとひどい顔になってるんだろうなあ、と心の裡で笑う。
苦しい。肋骨が折れているかもしれない。
足音が、近くで聞こえた。
殺される、のだろうか。
そうだとしたら最期は笑ってやろうなんて思って、苦心して首を上げた。
「…………………」
紅孩児は、ただオレを見下ろしていた。
全然、笑うことなんて出来なかった。
そこにはいつもの尊大な、見ているだけで無性にイラッとくるような、自信満々の表情はどこにも見当たらなくて。
だから、お前、何で。
「な…んで………」
そんな顔でオレを見るんだよ。
問おうとして肺から絞り出した声は、声とはいえないような汚い音だ。
聞かなくてはと思うのに、見上げていることがつらかった。
そもそも、怒ったのは俺なのに。
何でお前がそんな、悲しそうな、悔しそうな、やり場のない感情を堪えているような、そんな顔してるんだよ。
奴のいうところの脆弱な人間であるオレは、
その疑問を口にすることは叶わず意識を失った。
……や、別に父上がダイエットする話ではありません。
9月4日の記事で無駄に語っていた朝ジョグ父上妄想で、
ランニング短パン→冥界マラソン大会とかいいと思う。
…………そんな、妄想の果ての産物です。
やっぱりランニングは白だよね……!!
何か朝夕にこういう格好で走ってるおっさんとか結構いるよね!
白いソックスにスニーカーでいいと思います。
冥王、酷い絵ヅラです。
……父上大好きです。
なんか、きちんと描くほどのネタでもないのでPC上で「ラフに!」と描いたのですが……岩城、ペンタブで絵を上手く描けなかった……!!
ラフに、には時間短縮の意味もあったのに、むしろ紙に描いてとりこんで塗った方が全然きれいで早かったんじゃないかと。
おおお……精進します。
……いや、でもいいと思うよ!
閻魔王主催、『冥界魔邏慘(まらそん)』とか!
もちろん、誰でも参加可能。
閻魔王ももちろん参加!
妨害も乱闘ももちろんルールの範囲内。
というか何してもいいからとにかくゴールまで駆け抜けるという競技です。
ちなみに距離は42195キロ。(長)
これは、その昔冥界軍の忠臣が、天界軍の進軍を自陣に知らせるために走り続け、当時の冥王にそれを伝えたところで果てたという言い伝え(閻魔王が埃かぶった書物をひっぱり出して得た眉唾話)にちなんでいるという……。
その情報のお陰で冥界は天界の支配を免れたとかどうとか。
閻魔「というわけで『冥界魔邏慘(まらそん)』をやろうと思う」
独角「……………ところでこの書類なのですが」←無駄と知りつつも一応スルー
閻魔「ちなみに、牛魔は協賛を快諾してくれたぞ」
独角「(内心巨大な溜息)…表現に正確さを期すならば、煽られたのですね」
閻魔「そうともいう」
独角「………………………」
閻魔「優勝者には、秘湯巡りツアー1ヶ月のチケットを用意した」
独角「何が何でも優勝なさるおつもりのようですね……」
閻魔「ふ……冥王が負けては示しがつくまい」
独角「(なんという自作自演の休暇獲得茶番劇……!!…牛魔王様も災難なことだな…)」
なんて、やりとりがあったとかなかったとか。
そんな閻魔王の魂胆も知らず、父上、勝つために猛特訓!
ストイックに走りこんだりしてくれるといいです。
ちなみに紅孩児は父上優勝のための妨害工作、つまり裏方です。
独角はそのせいで大変な目に遭うであろう他の参加者たちや全ての冥界の妖怪を守るために奔走します。
……閻魔王の護衛とかはこの際置いておくんじゃないかと思います。
だってどうせ父上との一騎打ちだもの。
口挟む余地とかないよね。
最終的に閻魔王の勝利で、
何故か父上も誘って温泉に行けばいいんじゃないかと思います。
勿論独角と紅孩児も一緒だ!!
か、家族旅行……想像するだに血反吐が止まらないよ……!!
定番に卓球で白熱したりするといい。(何で和風温泉なんだよ)
浴衣で卓球……!!
きっと閻魔王は枕投げとか紅孩児に教えるんだよ。
そんで独角と枕投げしてふすま破ったりするといいさ!
「閻魔、また貴様紅孩児に余計なことを……!」って怒るんだよね父上。
……でも、
そこはむしろ息子を叱った方がいいんじゃないかな……!!
旅館、大迷惑。
いやしかし冥界の王が泊まった旅館なんつったら観光名所になるよね!
紅孩児がぶち抜いたふすまも!(直した方がいいと思うよ!)
見に行きたい!
……旅館ドリームが止まらない罠でした。
おおお……。
SYKポータブル、蘇芳ルートは軽くヘヴン見られますね……!!
……別に改めて言うまでもなく、そうなんですけど。
ああでもやっぱり冥界親子はいい……!!
とりあえず思ったことを軽く自分メモ。
自分の中でも若干未整理なこともあり、読んでもよく分からなかったりするかもしれませんのでスルー推奨です。
蘇芳の部屋は冥界のどの辺にあるんだろうかとか考えてます。
窓から見える景色を見るだに、わりと高いところですよね。
あと、『姉弟の一日』の様子では、町中の一軒家……ではなさそう。
なんとなく、城詰めの妖怪たちの宿舎(寮?)みたいな所を想像しています。
蘇芳は一番上の部屋に住んでるの。
城壁の外にぽつんとある感じ。
まあ、蘇芳の立場的にもあまりフリーダムにさせておくわけにもいかないでしょうし。
かといって城内で賓客扱いするでもないわけで。
立地はよくて歩けばすぐ賑やかな城下町。
蘇芳がぶらりと出かけると、「おっ蘇芳!今日はいい秋刀魚がとれたぜ!」なんていろんな店から声がかかる感じで!
商店街の人気者、蘇芳。いいと思う。
あるいは城の敷地内!
これはもう、本当に美味しいですよね。
厩舎(あるの!?)の横とかがいいと思う。なんとなく。
ジャージで朝ジョギングする父上とかと会えるかもしれません。
……や、別に格好はランニングと短パンでもいいですけど。(見たくないよ!!)
角+眼帯装備(?)でランニング短パン……シュールすぎる。
むしろ朝っぱらからテンション高めの紅孩児とかが、下級妖怪相手に千本ノックとかやっててもいいですけど。
「そんなことで巨人の星になれると思っているのか!」
とか意味不明なことを言いながら。
なんとなく、紅孩児は朝からテンション高いイメージ。
早寝早起きイメージ。(お坊ちゃんだから!?)
父上の方が寝起き悪そうですよね。
朝から鼻歌交じりな紅孩児が鬱陶しくて殴ったりするといいと思うよ。(ええ?)
紅孩児は父上にかまってもらえると嬉しいので別に殴られても平気です☆
むしろ気合が入ってテンション↑。(変態ですね)
……逆効果だったね父上。残念。
そして金と銀が騒ぎを起こさなくてもうるさくて眠れない蘇芳の朝。
迷惑千万な紅孩児が好きさ…☆
まあ、蘇芳の部屋の場所もですが、冥界の地理が知りたいわけであります。
イメージとしては、首都、つまり冥王の城がある場所があって、周囲にそれなりに力をもつ上級妖怪が治める領土がいくつかあって、更にその中で中級が町レベルの支配をしてる。
下級にしろ上級にしろ、知性をもつ(人間のようにコミュニケーションがとれる)妖怪が住んでいるのはそこまで。
居住地区の周りには結界が張ってあって(壁とかがあってもいい)、その外は荒野。
力を持つけど知性を持たない異形がわさっといて、ほぼ枯れた土地。
冥界はすごく限られた場所だけ栄えているイメージがあります。
外伝小説で「西地区が」とか紅孩児が言っていたので、結界とか荒野とかはともかく、領土とかの想像はたぶんそれほど外していないんじゃないかなと。
東西南北の土地にそれぞれ領主を置いて、治めてる感じで。
閻魔王健在の時の牛魔王の位置には少々悩むのですが、
…希望としては閻魔王の治める土地の他に牛魔王の持つ土地があって、
閻魔王と戦うときは『叛乱』ではなく『侵略』であって欲しいなと。
牛魔王は閻魔王と『肩を並べるほどの』実力者、だったんだそうですから…!
まあ、もちろん閻魔王軍の上の方の人達は、牛魔王軍を『逆賊』って言ってると思いますが。
……閻魔王以外で。あと独角も認めてそう。
あるいは牛魔王だけでなく、各地の領主もそれなりに独立した勢力で、戦って、奪いあって、それでも充実していた閻魔王統治時代……みたいな。
群雄割拠的冥界黄金時代を妄想してしまいます。
戦略SLGが結構好きなもので、もう全然乙女と関係ない所に妄想の翼がはばたいています。
ちなみに、牛魔王は血筋的にはかなりいい、という妄想をしています。
でも、生まれもった潜在能力があまりにも高かったので、自分たちが殺されることを恐れた身内に殺されかけて、身を守るために幼少のみぎりに既に血族を殺している。(正当防衛ですが)
それからは追われる日々が続いて。(牛魔王の力が大きくなりすぎないうちに殺してしまおうという当時の上級クラスの妖怪たちの判断)
追手を返り討ちにしているうちに、牛魔王の下につこうという妖怪なんかも少しずつ出てきて。
月日が流れてすごい大きくはないけど独立した勢力になった、とか。
そういう理由だから父上は馴れ合い嫌いで無感情な感じなんだよとか。
そんなところまで妄想している自分にちょっと引きつつ。
閻魔王は冥王としてはイレギュラーな感じなので、対照的に父上はサラブレッドかなと。
SYK本編の話。
冒頭でも言ってますが、改めてじっくり蘇芳ルートをやると、自分の中の冥界への理解がより一層深まります。
理解というか 妄 想 が!!
もう本当にあの人たちは……!!
独角視点を交えてみると、ときめきが止まらない罠。
ところで蘇芳はなんだかすごく紅孩児のこと好きみたいに見えるんですがどうですか。
……紅孩児も蘇芳のこと「お前だけは目をかけてやろうと思ったが」みたいに言ってる。
あ、これは勿論独角のことがね。あれですよね。
つかナタクも。
大扉で「紅孩児様の買い被りだ」って……。
はた目から見ても紅孩児は蘇芳に目をかけてる感じだった風だ!!
父上に言われたから渋々だ!って外伝小説ではそんなスタンスなのに。
この辺も突っ込んで考えると色々妄想が止まりませんね。
あのへんの冥界親子と蘇芳の思考。
紅孩児は父上以外は見えてない感じがいいです。
そして父上の本心とか、あんまり考えてないの。
気付いても、自分にとって都合の悪いことはスルーです。
ただ、自分の理想だけを追い求める。
父上はそれをわかってるから、本心はどうあれ紅孩児が求める言葉を吐く。
それが本心であろうとなかろうと、紅孩児は父上がそういうポーズでいてくれるなら構わないわけで。
蘇芳には、そんな紅孩児が牛魔王に不本意に支配されているように見えて。
「あんたはそんなんじゃなかった」って言うんだけど。
確かに、閻魔王のいた頃の牛魔王の方が紅孩児の理想に近かったけど、だけど紅孩児にとっては一番重要なのはそこじゃない。
牛魔王がどんな形であれ力を見せつけてくれること、その一点のみが重要。
そして父上は閻魔王が死んでからは色々なことがどうでもよくて。
自分の統治なんかには興味がなくて。
自分を倒して冥界を支配したいというような奴が現れてくれるのを心のどこかで期待している。
そういう、何か物凄い平行線な人間(妖怪)関係を妄想しています。
無能なわけじゃないのにこれっぽっちも上手いことやれてない、不器用な冥界親子が大好きです。
そして蘇芳はすごくまっとうな視点から、二人のことを気にかけてくれてて嬉しいです。
あとナタクの立ち位置がすごく美味しいような気がしてきた。
彼の幸せも省みずに天界に帰らないでほしいと思う今日この頃。
大扉のところの悪役っぽさたまらないね…!かわいい!
蘇芳よりもむしろ的確に牛魔王と紅孩児を理解しているけど、別に彼らの理解者というわけでもないナタクが好きです…!(希薄な関係だな…!)
全然まとまってないけど、とりあえずこんなことを考えながらやってます。
あとちょっとで終わってしまう蘇芳ルート……。
でもまだ悟空がいる!あと玉龍ルートでも紅孩児結構出てきますからね!!
まだまだ終わらない極楽ユートピア!
続きにはメルフォからいただいたメッセージへのお返事となっております☆
ありがとうございます!
有難くも情報いただいたので感想を書いてみることにしました☆
公式スタッフブログの冥界ファミリーについて。
今更感ムンムンですがそれもいいでしょう。
いつもリアルタイムとは何の縁もないのが岩城です。
エイプリルフールネタもVFBでようやく見たわけですが。
基本、岩城の好きなキャラはオフィシャル様がスルーするほどマイナーだったりすることが多くて、ですね。(オフィシャル様にはそれなりに愛されていることが伝わってくるが、需要がないので関連商品には一切登場しない……とかな!)
『どうせいないだろう』という思い込みのもとに、公式ブツをチェキする習慣がないんですね……。
紅孩児、むしろたくさんいてびっくりだよ。嬉しい悲鳴だよ。
ちなみに一応書いておくとネタバレです。
3月31日のSYKスタッフブログの記事……。
こんなところに冥界首脳陣がたむろしていたとは……!
というか、ですね。
冥王二人は本当に頻繁に互いのお家を行き来してるような気がしてきました。
公式だった……。
これは閻魔王の方が訪れてるんですね。
行きがけに近所の和菓子屋で桜餅(公式ブログの更新日時を意識してみました)を買ってぶらっと風雲牛魔王城を訪れる閻魔王とかいいですね。
道明寺か長命寺かで口論になればいいと思います。
岩城は長命寺が好きです。
粒とこしでも意見が割れるといいと思います。
岩城はこしが好きです。
岩城は和菓子が好きです。(誰も聞いてないよ岩城さんのパーソナルデータ)
そんな世界観絶賛スルー(いつもだね)な妄想はともかく。
父上……、
二人の会話聞いてると『我が息子が愚かに見える』
って、
今 更 … … … ! !
むしろ紅孩児のどのあたりが頭悪くなさそうに見えるのかお聞きしたい!(暴言)
父上の親馬鹿度合いが伝わります。
現実を見ようよ父上……!
そしてさり気に独角自慢をしつつ、紅孩児もお気に入り宣言なハーレム状態の閻魔王が気になります。
なんてうらやま……いやけしからん!!
読んでて改めて思ったんですが。
冥界首脳陣、なんかみんな楽しそうでいいですよね。
冥界と天界は、長命による頽廃みたいなものがすごく似ている部分があると思うんですが、
妖怪たちはその性質ゆえに、その頽廃すらも楽しんでるみたいなところがすごく好きです。
別に腐ってようが好きにやってるだけなんだから気にしない!
というノーフューチャー具合がいいですね。
あと、妖怪は長命でも死が割と身近なので(デンジャラスな土地柄故)、そういうところはメメント・モリ的と言いますか。
自分はそういう人間臭さ(…と妖怪を表現するのは変な感じですが)の方が好ましいんだと思います。
あ、いや天界を否定とか言うのではなく。好みの問題ですね。
自分が眩しくて人生楽しんでる人が好きなんです。だから紅孩児。
ああ、チェスをする牛魔王と閻魔王イメージはいいですね……!!
チェスはルール知ってるくらいで全然弱いですが、アイテムとして見た目が大好きなので!!
どうせ閻魔王の方が強いんだよ……!!
何となく嫌な攻め方しそうだなあと思うのは偏見ですか。
しかも相手が牛魔王だからわざと!
怒らせたいその 歪 ん だ 愛 ……!!
ラブを感じますね。
くっ…!!そうやって二人で茶でも酒でも酌み交わしてればいいよ!!
冥界首脳陣が一緒の空間にいるというだけで岩城の脳はパラダイスなのさ……!!
この脳、常春ではなく常夏なので完全にわいてると思います。
脳とともに、虫も。
紅孩児と独角は本当に美味しい二人だった……。
というのがよくわかりました。
この辺はまた蘇芳と紅孩児の小説書いた後語っていこうと思います!
今語り始めるとネタがはみ出ちゃう……!!
そして終わらないアルカディアパレードが来ちゃうので!!
しばしお待ちを!(主に自分の脳に対しての言葉)
ちなみに、本日SYKポータブルの八戒が終わりまして…。
ちょっと小噺。
読 み ま し た ……………!!
そ……んな馬鹿な……!!
脳内では少なくとも3枚はスチル出ました。
雨と紅孩児の組み合わせがあれば空が飛べそうです。(幻想です)
そのあたりの感想もまた後日!
正規(攻略対象キャラとの)ルートでも冥界に絡めたネタのメモとかとりながらやってるので、時間はかかりますがそのあたりも4コマとかにしていきたいです。
やばいやりたいことありすぎて全然追いつかない!!
岩城さん10人くらいいればいいのに。
…って以前母に同じことこぼしたら、「それで10人全員で漫画を描くの……?」と憐みの視線を向けられました。(うちは家族にヲタバレ全開です)
そんな『他にやることないのか』的な、もはや非難ですらない『この人かわいそう』みたいな目で見るなよマーマ……!!あんたの作品だよ。
妄想と創作が大好きです。
そして紅孩児が大好きです。(前後の脈絡ナッシン…!)
わーい、29日に拍手下さった方ありがとうございます!
そして情報くださったK様!
ありがとうございました…!
メルフォから頂いたメッセージへのお返事は続きにもさっと書かせていただきましたので、よろしければ読んでやってくださいませ☆