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カーフェイ×テレサ。
捏造カーフェイルート第一話。
まだ恋愛未満な二人のお話です。












「あの日この胸に降りてきたReal」





一面に広がる青空。
輝く太陽の下、柔らかな風の吹く草原で、少女が男に笑いかける。
やせた畑で取れた作物で僅かな金を得て、ささやかな幸せを大切に大切に守りながら、懸命に生きている二人。

だが、その貧しくも優しい風景は突然炎に包まれ、少女の顔は絶望に、男の顔は憎悪に変わった。
敵の姿は見えず、その状況をどうすることもできず、少女はやがて骸となる。
そして男もまた、己の無力さを呪い、大切なものを奪った見えない敵を罵り、力尽きて土に還る。


見たことも会ったこともない誰かの儚い人生。


これは象徴だ。


改革を望みながらも、どこかで手の届かないものと思い込んでいた自分の。
得たかったのは、『自由と平和』なんて漠然としたものだった。
具体的に守りたい何かなどなく、ただ抑圧への憤りを持て余して、レジスタンスとして地主に立ち向かうことで何かを成したような気になっていたあの頃の俺の象徴。




まるでちっぽけな存在を嘲笑しているかのように燃え上がる炎が、突然の嵐にかき消されたところで、カーフェイの意識は急速に現実に引き戻された。




目の前には少女も男も炎も存在しない。
見慣れたいつもの会議室だ。
どうやら、自分には関係ない内容の討議があまりにも長く続いているせいでほんの一瞬眠ってしまったらしい。
9人の騎士団長を集めた会議室には、変わらず重苦しい空気がたちこめており、カーフェイは心の内だけで溜息をついた。
普段からすればまず、カーフェイが会議中に一瞬でも居眠りをすることなどありえないのだが、今回ばかりは討議内容があまりにも馬鹿馬鹿しすぎた。


事の始まりは、汎用の火薬よりも威力の高い薬品を扱う商人が、現在このキュリアを訪れているらしいという情報を休暇を目前にした騎士団が入手したことだった。
順当に行けば補給隊、つまりテレサが買い付けに行くことになる、が、しかし、物が物だけに取り引きするのに年若い少女だけでは都合が悪いかもしれない。
そして共に行くとしたら出来るだけ信頼の置ける人物……つまり騎士団長のうちの誰かが適任だろう。(騎士団長のうちの誰かが行くならばテレサは行かなくてもいいだろうという至極全うな意見は出なかった)
普段なら『手の空いている者』ということになるだろうが、休暇すなわち『全員フリー』だったため、『俺が』『いや私が』という立候補が相次いだ結果、騎士団長全員で緊急討議が行われることが決定した。


騎士団長対抗、休暇初日テレサと公認デート権争奪戦~ポロリ(と後日の約束もできちゃうかもしれない可能性)もあるよ~の勃発である。


カーフェイとしては特に興味もないので好きにやってくれと思うのだが、『騎士団長全員召集』という命令では無視するわけにもいかない。

「(俺も別に彼女のことは嫌いではないが……)」

この争奪戦に参加して勝ち取りたいほどの特別な感情を抱いてもいなかった。
とりあえずこの不毛な時間が一秒も早く終わってくれることを祈る。


やがて、永遠に続くかと思われる睨み合いの末、カインがその均衡を崩した。

「…わかった。ここは公平を期して私が行こう」

「何が!?どうわかって公平を期した結論なのそれ!?」
すっごい真剣な顔で何言ってんの!と、すかさずジョヴァンニが突っ込んで、一同も大きく頷く。

ユージィンが隣に座るルノーに視線を向けた。
「…ルノー、折角の休暇なのですから、テレサと過ごしたいでしょう」
「うん、でも僕」
別に、無理にとは
続けられた言葉にかぶせて彼は続ける。
「というわけでルノーを同行者にしたらどうでしょうか」
「それはちょっと心配っつーか、年齢的に適任じゃないんじゃねーか?」
ゲルハルトが大変もっともなツッコミを入れたが、それも計算のうちとばかりに。

「もちろん、私が保護者としてついて行きますのでご安心を」

「おいおい、ルノーをダシにするってのは汚いんじゃねーのかユージィン!」
机を打って立ち上がったウォルターはその勢いのまま続けた。
「こういう時はテレサを一人先に行かせてゴロツキに絡まれたところを颯爽と助ければフラグが」

「ウォルターはルートないからフラグ立たないと思うけど……」

お約束なドリー夢をショナに袈裟懸けに斬り捨てられて、机上に沈む。
その姿を醒めた目で見下ろして、一言。
「……みんな欲望が丸出し過ぎてみっともないよ」
「まったくですショナ、目も当てられませんね。こういう場合は誰か一人に決まったところを殺害するのが一番スマートなやり方ですよ」
「キーファーなんかそれ言ってることおかしいでしょ!?何でそんなに誇らしげに胸張ってんの!」

まったくだ。

キーファーにツッコミついでに「あーもう!」と立ち上がったジョヴァンニが、挑戦的に全員の顔を見回した。




「だったら我らが姫君に選んでもらえばいいじゃない」




一同は顔を見合わせる。
「……それは……」
「おう、……まあ、嬢ちゃんが選んだなら文句はねーな」
「まあ……そうですね」

意見の一致を得て。

満を持してテレサが会議室に呼ばれた。
非常に無意味な熱気のこもるこの部屋に入った瞬間、少女が少々怯んだように見えたのはまあ…無理もないだろう。
事情を説明したカインに「誰か一人を」と言われ、彼女は一瞬考え込んだ後、何故か




「じゃあ、カーフェイにお願いしていい?」




と。


笑顔で、言った。


ダークホースの出現に、その場が凍りついたことは言うまでもない。
選びかねて無難なところを、という雰囲気ではなかったのがどうにも他の騎士団長の怒りを買ってしまったようで、「いつの間に!?」「涼しい顔してまさか勝利を確信してやがったのか!?」という尖った視線が知覚できそうなほどカーフェイに突き刺さる。
程度の差はあれ、驚いたのはカーフェイも同じだった。

きっとこの中で一番争奪戦を他人事に思っていた自分が指名されるとは。

もちろん彼女が自分を選んだことに特別な意味があるとは思っていないが、……そんな風に思っている人間はこの場には少ないようだ。

「……では、頼んだぞ」

……カイン、そんな夜叉を背負って血涙でも出そうな表情で地を這うような声を出すくらいなら、最初から誰にも言わずテレサに直接任務を伝えればよかっただろうに。

そう思いはしたものの、口に出すとまた面倒なことになりそうだったので、とりあえず「任せておけ(任務を)」…と言うだけに留めた。
ここまでの経緯が酷過ぎて失念してしまいそうだが、任務自体はそれなりに重要なことだ。
気を抜かずに行くとしよう。




果てしなく不毛な会議の解散後、「明日はよろしくね」と律儀に小さく頭を下げたテレサを見送って、考える。
カーフェイは、当然だがテレサを『補給隊の少女』以上の目で見たことはない。
気も利くし有能なので信頼はしているが、女性としての『テレサ』はカーフェイにはとても非現実的な存在だ。

どこか戦いなどない平穏な地で、日常生活を営む『誰か』の象徴。

フェイレイでは、ずっとそういう(どこかにある、もしくはこれから手にする)ものを守るために戦ってきた。
それは殺戮を正当化する方便かもしれない。
自分が有意義なことをしていると思いたかっただけなのかもしれない。
それでも、カーフェイにはそうして生きていく以外に選択肢はなかった。
自分の選んだ道を否定する気はないし、これからもきっと同じように生きていくのだろう。

象徴は手元になくてもいい。
彼女にはどこか遠くで幸せに笑っていて欲しいとそう思う。


だから他の騎士団長が気を揉む必要などどこにもないのだと……説明できたらよかったのかもしれないが、そこまでしてやる義理もないし、釈明は釈明で新たな疑念を呼ぶだろう。
任務を早く済ませ、残りの休暇を彼女が他の騎士団長達と楽しく過ごせばみんな忘れるだろうと思いなおし、カーフェイは自室へと歩き出した。










そして訪れた翌日。
澄んだ青空が頭上に広がり、穏やかな日差しが降り注ぐ。
観光地としても名高いキュリアは今日も絶好の日和だ。
何事もなく船を出発し、取り引きもむしろ心配になるほど滞りなく終了。
商人が滞在している屋敷を辞して、二人並んで歩き出す。
あとは無事船まで戻ればもう任務完了だ。

貴族や大商人の別荘が立ち並ぶ区画を抜けて賑やかな通りに出ると、ふいに隣を歩くテレサがカーフェイを見上げた。

「今日は折角の休暇なのに、付き合ってもらっちゃってごめんねカーフェイ」

互いに任務だというのにまるで自分が付き合せたかのように謝るテレサに、真面目な奴だなと思わず苦笑する。
「いや…お前こそむしろ休暇が一日つぶれてしまって残念だったんじゃないか?」
「うーん…でも、そもそも休暇って何をしたらいいのかよくわからなくて、街をぶらぶら観光しようかなくらいに思ってたから、ちょうどよかったかも」
少女はそこで言葉を切って、様々な露天が立ち並び、人が行き交う通りを見て眩しげに目を細めた。

「ここは本当に素敵なところだね。…その、どうして栄えてるかとかには色々とあることは私にもわかるようになってきたけど、…それでも、うん、ああいう素敵なカフェのテラス席で友達とお茶飲んだりしたいなあとか、つい思っちゃうな」

彼女が示した先には、確かに女性が好みそうな小洒落たカフェが見える。


テレサの素直な憧憬の眼差しを見ていたら反射的に。



「……飲んでいくか?」



そんな、言葉が口をついて出た。
「え?」
意外な申し出だったのだろう、テレサは目を丸くしてカーフェイを振り返る。
実は何よりそう言ったカーフェイ自身が己の言動に驚いていたわけだが、発してしまった言葉は元には戻らない。
腹を括ってきちんと誘うことにする。
「相手が俺ではあまり盛り上がらないかもしれないが。…まあ、少し休憩していくくらいいいだろう」
その言葉を聞いて、驚きの表情がぱっと笑顔に変わった。

「……うん!カーフェイがよければ、是非」


ランチには少しだけ早いという微妙な時間のお陰か、カフェはさほど混んでおらず、テレサの望みどおりテラス席に座ることができた。
観光地なのでテーブルを彩る客は様々で、カップルとも兄妹とも見えない不思議な二人組みのカーフェイとテレサが浮いたりしてはいないようだ。
席について、テレサはキュリア産のフルーツのたっぷり入ったアイスティー、カーフェイはスモーキーなフレーバーのお茶を注文した。

ややあってオーダーした飲み物が来ると、テレサは色鮮やかなフルーツの泳ぐ茶を前にして「美味しそう!」と目を輝かせる。
テレサの菓子を前にしたときのルノーの表情とかぶって見えて、カーフェイは少しだけ口角を上げた。

早速ストローに口をつけたテレサが「美味しい」と目を細める。
「なんか…こういうの久しぶりかも。寄り道してくれてありがとうカーフェイ」
「礼を言われるようなことでもないと思うが。他の誰を選んでも大体こうなったんじゃないか?」
「?どういうこと?」

「…テレサ、お前は今日のことで、何故俺を選んだ?」

純粋に不思議に思ったので聞いただけだったのだが、違う意味にとったらしくテレサは眉を八の字にして肩を落とした。
「ご、ごめん、折角の休日なのにやっぱり迷惑だった…よね?」
「そういう意味じゃない。あそこにいる誰を選んでも『休暇中なのだから少しくらいそれらしいことをして帰ろう』と言ったはずだ。…とするなら、俺よりももっと一緒にいて楽しい相手を選んだ方がよかったんじゃないか」


「えっ、カーフェイといると十分楽しいよ?」


「……………………」
「……………………」
「……………………」
「あ、あの、私変なこと言っちゃった、かな」
意外な言葉にうっかり、たっぷり硬直してしまった。
カーフェイは「いや」とゆるく首を振って苦笑する。
「別に変ではないが『一緒にいて楽しい』などと言われたことがないので驚いた」
「そうなの?カーフェイは余計な情報を挟まずに必要なことをしっかり言ってくれるから、話していてとっても安心できるんだけど」

カーフェイは自分以外の騎士団長の顔を思い浮かべた。
……確かに、必要ではない情報が混じる相手が多いかもしれない。

「何かあったときにショナやルノーじゃ心配だし、一日中キーファーやユージィンの嫌味を聞くのはそれこそ休暇なのに疲れそうだし、ジョヴァンニだと振り回されて仕事にならなかったら困っちゃうし、ゲルハルトやウォルターは駆け引きにはあんまり向いてないし、そうするとカインかなって思ったんだけど、最初から自分で行くって言わないでわざわざ選ぶように言うってことは、何か他にしたいこととかあるのかなって思ったら、カーフェイが一番適任でしょう?」

奴らの大半は墓穴を掘ったわけだ。特にカイン。

「なるほど、消去法か」
「あっ、でも別にカーフェイが最後の選択肢だったわけじゃないよ?さっきも言ったけど、一緒にいると楽しいし、カーフェイさえ嫌じゃなければもっとお話したいなって思っていたから」
「ああ、そんなにフォローしなくても大丈夫だ。お前の気持ちはなんとなく理解した」
日頃からあのメンツを相手にしているので苦労していることも。


それにしても、とカーフェイは改めて幸せそうな表情でアイスティーを飲むテレサを見た。
どうしてなかなか、この少女はよく人を見て、考えて行動しているようだ。


「……カーフェイは休暇中にしたいこととか、何か用事はあるの?」
「休暇中とはいえ訓練は欠かせないからな。あとは武器の手入れと……特に普段と変わったことをする予定はなかった」
「真面目だなあ~」

その言葉はそっくりそのままお前にお返しするぞ。

「戦士であるということは、俺にとっては趣味と実益を兼ねたことなんだ。だから「好きなことをしている」ということになるが」
「カーフェイ、作戦行動中はなんだか楽しそうだもんね」
「…そうか?……まあ、そうかもしれんな」


命を賭けた駆け引きが楽しいのは確かだ。
時折、誰かのための戦いなのか、ただ単に殺しがしたいから戦っているのかよくわからなくなる。
他人を傷つけることそのものを楽しいと感じたことは今のところないが、命を奪うことに何の感慨も抱かない程度には歪な自覚はあった。

だから、必要なのだ。

『象徴』が。

カーフェイという人間をただの殺戮の道具ではなく、戦士たらしめる理由が。


「それで、お前は?この後の休暇をどう過ごすんだ?」
「特に予定はないけど……ここのカフェ、ほかのメニューも試してみたいのがあるからもう一度くらい来たいかな、とか」
「そうか。誘う相手がいなければ付き合うぞ」

最後の選択肢に入れておいて貰ってもかまわないと。

それはカーフェイなりのジョークのようなものでもあったのだが。


「えッ本当!?それはもう、是非!いつならいい?」


そんな、快すぎるレスポンスが返って来たものだから。

「……………………」
「……………………」
「……………………」
固まってしまったカーフェイに、テレサははっとして身を引いた。
「嘘ですごめんなさい社交辞令も解さぬ下賤な娘で」

……何故、対キーファー風にへりくだる。

「ああ違う、そういう意味の沈黙ではなかったが……。選ばなくていいのか?」
「何を?」
「……………………」
「…………………?」
首を傾げるテレサに苦笑する。

他にいくらでも選択肢はあるだろうに、鈍いというか物好きというか。
これはもう、この休暇中は常に(味方に対して)背後に気をつける覚悟を決めるしかないようだ。

「……いや、そうだな。お前の都合のいいときでいいぞ。前日に伝えてもらえればいつでも構わない」
「?うん。じゃあ考えておくね。あの、でも都合が悪い時は遠慮なく断ってね」
「ああ、わかった」
カーフェイが頷くのを見てほっと息を吐き出したテレサが


「楽しみだな」


と微笑した。

柔らかく綻んだ表情に一瞬目を奪われる。




それは突然だった。




遠くの象徴だった彼女が、今この瞬間、目の前に現れたかのような錯覚を覚え、

…そして納得する。

ああそうだ彼女は、

強大な力を前にして己の不幸を嘆くだけの無力な存在ではないのだ。

共に同じ道を歩いていけるような         






「どうしたの?」






問われ、刹那の思考が霧散する。
首を傾げるテレサを前にして、「ああ、いや……」と言葉を濁した。


自分は何を考えようとしていたのか。
……わざわざ困難を背負い込む必要はないだろう。


「そういえばそろそろ昼時だが食べるものは頼まなくてよかったのか?」
話題を転じようとそんなことを言ってみれば、テレサは「う……」と言葉を詰まらせた。
しばし悩むように視線をさまよわせ、そして最後にぼそっと。

「頼みたい、かも」

何を考えていたのか、テレサの逡巡する様子がなんだか可笑しくて、「ほら」とメニューを彼女に渡しながらつい笑ってしまう。
カーフェイが笑ったのが珍しかったらしく、テレサはその表情を見て一瞬目を見開いたが、それを口に出すのは失礼だと思ったのかすぐにメニューに視線を落とした。

キラキラした瞳で「どれにしよう!」と迷っているテレサを微笑ましく思いながら、ふと手元のほとんど手をつけないままぬるくなってしまったお茶に映った自分の顔が目に入る。
そこには自分で思うよりもずっと柔らかい表情が映っていて。


「(今はまだ、遠くていい)」


そんな感情を打ち消すように、表情ごとお茶を飲み込んだ。










◆後書き的な何か
カーフェイ×テレサとか言っておいてすみません全然愛とか恋とかまでいってなくて……。
カップリングというよりも自分の中のカーフェイを確立することに終始した感じになってますね。
じょ、序章…?(話、長くなりますか)
カフェに誘ったのも、どっちかといえばお菓子を欲しそうにしている子供に買ってあげるみたいな、保護者的な気持ちだったかと思います。

や、でもカーフェイの思考が恋愛ベクトルに傾くのはやっぱり結構大変なことなんじゃないかなと。
動物とか子供とか好きらしいので、テレサを「かわいい」って思ったときに「え、これ恋!?」ってあんまり動揺しないだろうなとか。
己を律することにも長けていそうですから、恋愛を自覚するところまでいっても押さえ込むのも得意そうだし。

最初から最後まで色々駄々漏れのキーファーとはえらい違いです。

何より三度の飯より戦闘好きな戦バカですからねカーフェイは。
そこに割り込んでいくのはすごく大変なことなんですね。
カーフェイがテレサを選び取らないといけないような状況に追い込んでいかないとルートに入れない……。
作品として完結させるほどの根気があるかどうかはわかりませんが、ゲーム本編に沿いながら「カーフェイルート捏造!」みたいな感じでこの続きもぼちぼち書いていけたらなと思います。

次はテレサの視点でもう少し乙女向けっぽい内容にしたいかなと……。
……なるといいな。
実はこの話もテレサの方はちょっとフラグ立ってるんだけどね!!
乞うご期待!(引っ張るほどの内容ですか)







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