あけましておめでとうございます！

あっちにふらふら、こっちにふらふらしているサイトではありますが、本年もよろしくお願いいたします！

隔年になってしまいましたが、今年は年賀イラストが描けました！
ん？
……あれ？
全然年賀とか関係ないねこれ。
まあいいよねもう鏡開きだしね！
今更うまとか描いてなくていいよね！！
描く気もなかったけど！（……………）

しかもまた懲りもせずボーボー燃やしちゃってる二人で申し訳ございません。
……別に「年始といえばこの二人だ！」とか思ってるわけでもなんでもないんですが、「今年は描けそう！」って思った時点で「やっぱりこの二人が大好きじゃああ！！」という熱が上がっていたんですね。

うん、岩城やっぱりこの二人は結構特別好き！
キーファーとかはテレサありきというか、二人揃って好きなんですけども、夢路と紅孩児は単品で大好きです。
宮様とラヴで見えざるものと対話しちゃってるほほえま夢路も死ぬほど好きですが、陽気な放火魔の夢路も全然いけます。
紅孩児はもう今更語るまでもなく、ぜんぶ好きですね。

……そういうわけで、新年早々燃やしました！！




……　藁　半　紙　をな！！！！




………………。

あのね、紙が燃えちゃってるよ的な背景にしたかったんだけどね、紙が燃えてる資料が欲しいなって思ってね、たまたま持っていた藁半紙をいつでも火を消せるように流しでね……こう、ファイヤーーー！って…………。
しかし藁半紙はあまりにも燃えるのが早く、二枚くらい炭にしてから

「もう少し……厚い紙にしないと写真撮る前に岩城の手が燃え……る……！」

ってようやく気付いて、違う紙にしました。
……岩城さん、馬鹿なの？
岩城の実家、古くてよかった火災報知機ついてなくて……！！（それはそれで危険です）
正月早々家でボヤとかもなんなくて本当よかったです。
換気扇まわしててもしばらく焦げ臭かった……。
……ママには内緒だからな。

藁半紙を二枚も消し炭にした成果が何かに少しは現れて……るのかどうかはわからないですが、とりあえずはしゃいだやんちゃな紅孩児を描けて非常に満足です。

これあれだね、次の瞬間には紅孩児の肘が夢路にクリティカルヒットしてるよね。
キレる夢路に紅孩児が済ました顔で、
「俺様の前にいる貴様が悪い。避けられなかった実力不足を棚に上げて怒るな。騒々しい奴め」
とかいって火に油を注いで大変なことになるんだよね。
高度な火術合戦と低レベルな舌戦を繰り広げつつ、最終的には


「「お前の義父ちゃんデーベソ！！」」


で、焦土。
………………………迷惑極まりないね！


あー２０１２年に描いたやつでもそうだと思うのですが、紅孩児に比べて夢路の方が大人しいかんじなのは、奴がもやしだからです。（断言）
え、だって術がなければヨワヨワなんですよね夢路って。
紅孩児は炎使わなくてもすごい強いですからね。
むしろ拳と拳のガチンコバトルも大好きなやんちゃな子であって欲しい。
……そういう差です。

あと紅孩児のほうが落ち着きない感じ。
夢路の方が無駄に偉そうに不動です。
夢路ってなんかインドアなイメージなんだけど違う？
暑さにも寒さにも弱い！っていうか文句言う！我儘！
……そんな夢路が大好きです。

うんあのこの二人のこと考えてると大好きしかでてこないよ本気で大好きだよ！！
炎操る人ほんとに好きだよ岩城さん！
夢路は具体的に何か描く予定とかはないんですが、紅孩児は描きますよ！
……描けたらいいな？（聞くな）

なんというか、思い知りました紅孩児が好きだと。
そんで、それを認めた瞬間すとんと落ち着きました。
まだ描き足りねえ！
冥界ファミリーも紅孩児×玄奘も！

無論、キーファーとテレサも描きますが、両立くらいの勢いでいけたらいいかなと。
……そんなに？
紅孩児好き！ってのと魔恋描きたい！は入るとこちょっと違うので、脳内では両立できるんですが、実際どれだけ描けるかは……頑張るよ！！

……バルツァーも描くよ！！
誰が止めても俺は行くよ！！（誰も止めないから）


今年はちょっとツールを変えてみるという野望もございまして、まずは買うところからなんですけれども、そっちも頑張って行きたいと思います。
こんなアホなサイトを訪れ、脳の弱い岩城の捏造創作をいつも優しく見守ってくださる天使様方、今年もよろしくお願いいたします。




わーい拍手から素敵メッセージ下さった方ありがとうございます！
まだまだやりますよ魔恋キファテレ！！
年末年始はなんだかたくさんの拍手に恵まれて大変嬉しかったです押して下さった方ありがとうございます！


続きからは冬コミ新刊から生まれいずる妄想捏造なんかを語っとこうかと思います！
その後の話とか！なんかそういうの。
長い上にいつもの自己満ですよスルー推奨！

ずっと出したいと言い続けてようやく出た新刊「Ｆｌａｓｈ　Ｉｎ　Ｔｈｅ　Ｄａｒｋ」ですが。
ネタを思いついたのは「ＮＥＷ　ＦＲＯＮＴＩＥＲ」を描いてたときだったと思います。
「小さい頃のキーファーもテレサに救ってもらいたい！」
という天啓というか、使命感というか、なんかそういうものに突き動かされまして。

え？救われてない？
小さいキーファー的にはバッドエンドじゃないかって？
……や、そんなことはないですよ！
確かに、テレサがいなくなってしまってすぐは色々と辛いこともあるでしょうが、「自分を理解してくれる人がいる」ということを知っているのといないのとでは今後の展開が全く変わってくるのではないでしょうか。
たぶん、「Ｆｌａｓｈ　Ｉｎ　Ｔｈｅ　Ｄａｒｋ」で小さい頃にテレサと出会ったキーファーは、革命軍に参加することにはならないでしょう。

最初に考えたラストでは、テレサが目を覚ますと革命の日の朝、というものでした。
その後のストーリーをざっと書くと、

マーラ領に戻るもキーファーは戻ってこない。
キーファーを捜そうと旅に出て、何の手がかりもないことに絶望。
ある日眠ると、目覚めたらノーグの自分の家。
確認するとルノーを追って家を出た日から数日たったくらいの日付。
周りの人物の言葉から推測するに、つい最近までレヴィアス騎士団がこのあたりに滞在していて、ルノーを連れて行ってしまったが、自分はそれを連れ戻すことはできずに家に戻ってきたらしいと知る。
そこにキーファーがいたのか、自分と出会ったのかどうかを知る手だてもなく。
経済的なことを考えても追っていくことすらままならないことに悲しんでいると。
なんとそこにキーファーが現れる。
話を聞けば、テレサのことが忘れられず、テレサが歌った「故郷ノーグの民謡」だけを頼りにずっとテレサを探していたとか。

……あ、ちなみに新刊本編に歌とヴァイオリンのエピソードが挟まる予定だったのですが、ページとか展開の都合上削りました。（このラストにしなかったからあんまり必要なかったので……。）


そんな再会までで一つの話でした。


しかし、長すぎる上にもはや魔恋ではなくなってしまっているので、最終的にああいう夢か現実かわからないちょっと不思議なまとめ方になりました。
たぶん、ここまで描いたらあと３年くらいは出なかったでしょうね！

このラストまで描くかどうかはともかく、機会があれば小さいキーファーとテレサのヴァイオリンと歌のエピソードは描いてみたいですね。
……………。
うん、ヴァイオリンがね……描くの面倒っていうかあと知識もないしね……。
でも思い立ったら資料集めて頑張りますよ！


テレサが消えてしまった後、ショックで何を話しかけてもぼんやりしてるキーファーに、ニコラスのみならずアンガス様まで気遣う言葉をかけてきたりして、キーファーは「勝手に一人だと思いこんでいた自分」を知ると思います。
たった一人でも理解してくれる人がいるというだけで、好きにはなれなかったとしても、自分を理解しない人たちを許せる余裕が生まれているといいかなと。

それからは、ニコラスのように友好的ではないものの、反抗的な言動が消えて、真面目に日々を生きるようになります。
アンガス様も「これなら家を任せられる」と思っていた矢先、

「相続権を放棄して家を出る」と言い出すキーファー１７歳。

何で１７歳かというと、レヴィアス様とカインと一緒に主星を出ていったのと同じ年だからですね。
キーファーが参加しなくても歴史の大きな流れというのは変わらないんじゃないかなと思うので、レヴィアス様はやっぱり城を出て行ってるだろうし、革命は起こるだろうし。
キーファーいてもいなくても同じってどうよと思わなくもないですが、うん、でもそもそもテレサの存在自体が後付けですよね。
騎士団長が９人いなくちゃいけないのも守護聖様と同じ人数いないといけないから以外の理由ないわけですし、うん、その辺はまあ、おいておこう。
反乱軍にはキーファーがいなくてもカインがいるから大丈夫！（酷）

ともあれ、キーファーが家を出てニコラスが当主継いで将軍になる、っていう流れは変わらないんじゃないかなって。
で、せっかくいい子になったキーファーに出て行かれるのは辛いので、アンガス様もニコラスも止めますが、もちろん決意を覆すことなどできはせず、キーファーは旅出ってしまいます。

……未知なるカダスもとい星にテレサを求めて！

１０年も探しちゃったんだと思うと色々あれですが、その間にコネクション作ったり、新居を物色したりしてればいいんじゃないかなって。
だって出会ってそこで終わりじゃないですからね！
この場合、テレサの方は違う次元でキーファーに出会っているので、「再会」ということになりますが、キーファーからしてみれば、小さい頃出会ったテレサは「未来から来た、成長した自分の知り合い」という認識になるわけで、

……つまり相手は初対面だと思ってるんですね。

何が何でもゲットしなければという心持ちです。
……むしろ初対面ならよかったのにね。
根性がひん曲がってよじれて途中で腐ってるキーファーが好きになっちゃってたテレサですから、最初のうちはかなりその違いに動揺すると思います。
エア間男が自分ってシチュエーション大好き！！
ノスタルジックに思われる奴の方がかっちょいいんじゃないの！？的なジレンマが岩城のツボです。


さて、ついでに本編中のことに関してあれやこれや書くのは言い訳がましくてアレだと思いつつもついつい書いてしまうと、
まずキーファーの年齢。
１２、３歳くらいのイメージで描いてます。
もっとちっこくてももっと大きくてもよかったのですが、

・他の人には見えないけど自分には見えるファンタジーな存在を受け入れられるくらいの年である
・かなりひねくれてきてはいるが、心の奥底ではまだほんの少しだけ自分を理解してくれる誰かがあらわれることを期待している
・やさぐれてはいるが取り返しのつかないようなことはまだしていない

この辺りが重要だったので、まあ１２、３歳くらいが一番ちょうどいいかなと。
テレサが「男の人」として意識しないのも結構重要だったので、そういう意味でもよかったですね。

これくらいの頃のキーファーはとにかく孤独感を強く感じていたんじゃないかと思います。
だからあからさまに怪しいテレサのことも受け入れてしまう。
自分だけにしか見えない、しかも何故か無条件に自分を受け入れてくれる。
……孤独な少年にとってあまりにも魅力的な存在だったのではないかと。

でも、それは長じれば決して健全な人間関係とはいえないですし、いくら姿が見えなくとも確かに存在しているテレサの存在を隠し続けるなんて絶対に無理な話で。
……やっぱりあのラストにならざるを得なかったのかなと。
いいんです再会ありきですからね！！

あ、もちろん上述の最初に考えたラスト、とはまた別枠で、キーファーと出会ってないテレサとノーグで出会って新たに愛を育むのもいいと思いますけどね！！
きっと、どんなシチュエーションで出会ってもテレサはキーファーのこと好きになってくれる大丈夫！
本当に魔恋関係ないけどなそれ！！
いいの美味しければなんでも。

描いてみたいけどたぶんひん曲がってよじれて途中で腐ってないキーファーはすっげえテレサに優しいと思うんですよね。
そんなデレなキーファーを描き続けられる自信がありません。（ネックなのそこ！？）


というか真面目な漫画自体、描いてると何か違和感感じて仕方ない！！
本気で原稿中はずっと「そこでボケて」っていうカンペを出したくて仕方なかったし、「これギャグにしか見えなかったらどうしよう……」ってこれは発行してしまった今もそう思ってるんですけど心配ですし、とにかく脳に笑いしか詰まってないらしい岩城です。
……真面目な漫画描くといつもこの葛藤が……。


その反動でペーパーはラブをどこかに置き忘れた感じになりました。
アステカネタがやれてちょっと嬉しかった！！
なんかいわきさんごうもんねたにくわしいようなきがしたけどきにしない！

小さいキーファーの方が男前ですよね。
普通のツンデレッ子で女子が喜びそうですよね。
ある時テレサが目覚めたら突然１２歳のキーファー付きのメイドだった、っていう話も考えました。
身分違いの恋……！！
アンガス様大反対！
当然、キーファーが１７歳になったら駆け落ちです。

魔恋関係ないけど美味しい！！
妄想いくらでも出てきちゃう！！


あっ、そうだ。
新刊読まれた方は、以前更新したキーファー×テレサ文章「光差す此処から君へ」も合わせると更にお楽しみいただけるかと！（ＣＭ！？）

なんか本気で美味しいですよねこの二人。
次の本はイチャついてるやつ描きたいですね。
妄想が止まらないのでまた来週！