更新情報 ひっそりとオリジナル創作更新中(BL注意)
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もちろん人徳の差。
なんか色々言いたいこともあるんだけど勝手に納得してくれたようだし話さなくてもいいならそれでいいかという結論。
テレサの深い愛に助けられたねキーファー☆
出会う前に誘拐されてたとか、普通に別れ話に発展してもおかしくない展開!!
◆あの時のこと・6◆
~結局事情を聞いて~
テレサ「そっか…レヴィアス様がそんなことを…。そして怪しいとは思ってたけど、まさかキーファー本人にさらわれてたとは思わなかったなあ」
キーファー「……忘れなさい」
テレサ「でも何で私を選んだの?」
キーファー「(人の話を聞かない娘ですね)………………魔導の気配を感じたように思ってその方角に歩いて行ったらお前の住んでいた家にたどり着いたのですよ」
テレサ「あ、もしかしてルノー?」
キーファー「恐らくそうでしょうね。そこにちょうどいい年頃の娘であるお前が住んでいたので、生贄に決めたと」
テレサ「レヴィアス様への献上品としてキーファーのお眼鏡にかなうなんて、私結構すごいね」
キーファー「そうですね。今は儀式が成功しなくてよかったと思っていますよ」
テレサ「え?…………あの……………」
キーファー「?なんですか」
テレサ「つ、つっこむとこだよ今のは!」
キーファー「は?」
テレサ「だって初めて会った時『あんまりな田舎娘』って
キーファー「何か思い当たることがありましたか」
テレサ「ルノーを連れ戻しに来たのがさらった私だったことに気付いてつい反応しちゃったのを誤魔化すために言ったの!?」
キーファー「まあ、そういうことになりますか」
テレサ「え、じゃあ本当のところは……………」
キーファー「レヴィアス様に献上するのに自分が気に入りもしない容姿の娘をさらうと思いますか?この私が」
テレサ「………………………………」
キーファー「なんですかその心の底から驚愕したという表情は」
テレサ「あ……ごめん、キーファーが私の容姿に興味があったなんて想像したこともなかったから驚いて」
キーファー「………………………」
愛されてるのはわかるけど愛が届いているような気はしないキーファーだった。
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