ようやく２話を観ることができました！！

っていうかアリアバートの予想以上のいじめられっぷりにびっくりですよ！！
イドリスに「完全武装のハイキング」発言にまで突っ込まれてる始末！！
いや、まあね、岩城もあれは本当微妙だなと思ったけどね……。
でもあれは「閣下はまるでハイキングを楽しんでおられるようですな」ってセリフを受けての言葉だから！！
むしろ幕僚にイドリスの間者とかいるんじゃないの大丈夫！？
中でもジュスランはいつでもとどめの一撃を。


「敗北したのは我々ではない、君だ。単数形を使うのだな」


このセリフ大好きだよ！！（こちらは小説版のセリフですが）
しかも別にタイタニアの敗北とかどうでもいいのにこんなこと言ってのけちゃうジュスランが最高です。
でもアリアバートと二人っきりになると「さっきのは本意じゃなかった」的なフォローを入れちゃうんだよ！！
原作の方だと納得してない風味のアリアバートがアニメ版だと何か感銘受けちゃってた風味で「ジュスラン卿……」とか見つめちゃって、

「待って、アリアバート騙されてる！！」

って突っ込みを入れずには居られませんでした。


まあ、これはジュスランの思いやりのなさを垣間見ることのできる素敵なシーンですが、

…こういう解釈もできるよね。


カムフラージュ。

アリアバートが好きだなんて知られるわけにはいかないから、他人の前では容赦ない物言いをしていると！！
…そもそも、「貴公もよくやった。誰がやってもあの結果だったさ」なんていたわるような笑顔をジュスランから向けられたらリストカットしたくなるにきまってるよ！
そんな気休め、むしろアリアバートのことがどうでもよくないから言わないんだよジュスランは！！
そして、「敗北から学べばよい」とかきちんとアドバイスも忘れないあたりが、ジュスランらしいよ！！


アニメだけ見てると、弱っているアリアバートが素直に謝ったジュスランに対して感銘を受けてフラグが立ったように見えるのですが、

実はこれ、ジュスラン側のフラグの伏線だよね！！

ここでさ、「敗北から学べばよい」に対してアリアバートはばっちり復活するわけじゃん？
打てば響く才能を愛してやまないジュスランが、ときめかないわけないよね！！
小さいころから知り合いだったであろうこの二人ですが、これを機にお互いを見つめなおすことになったんだよね！！
この二人いいよね！！
ラブラブだよね！！


ところで、ジュスランは黒いのも素だと思うのですが、オブノールは非常に黒いキャラだと思います。
四公爵を「どのお方も非の打ちどころのない方ばかり」とか言っておきながら、藩王に「遠慮はいらぬ」って言われると途端に、アリアバートは薄いとか、ザーリッシュは頭悪そうだとか、イドリスは性格悪いだとか（一部誇張表現あり）、好き勝手言っちゃって。
そのオブノールにしてもジュスランは何考えてるか分からないそうで、…ジュスランはやっぱり凄いよね。
さまざまな人から「何をするか分からない」風に思われてるあたりが！！
それでも一歩離れた人たちには「一番の常識家」とか思われてるんだよ。
どう見てもアリアバートが一番常識的だと思うよ！！



それで１６話の感想ですが！！

ちょ……っとカジミール船長大好きだー！！！！

男前すぎやしませんか！？
正直じいさん号メンバーで一番好きなのあの人！！
またミランダとの夫婦っぷりが良！！
あの二人、本当いいよね！！
あんな両親のもとに生まれる子供は幸せだろうと思う！！
１６話の主役は間違いなくカジミール船長だよ！！

つうか、カジミール船長はビールジョッキを両手で持って飲んだりするところがかわいすぎると前々から思っていたのですが。

愛してます！！

タイタニア陣営の話ばかり書いている岩城ではありますが、もちろん正直じいさん号メンツも好きですよ！！
パジェスとかアニメ版は本当可愛いしね！！
かわいいのばっかりかこっちは！！
まあ、タイタニア側はみんなあんまりかわいくないからね！！



そんなかわいくないタイタニア側は１６話はこんなかんじで。









あんまりだ！！



イドリスもかわいそうですが、そんな理由でヒューリック討伐を命じられたザーリッシュも相当かわいそうです。
アジュマーンとジュスランはなんかこういうところでウマが合うというか、別に主従愛も友情もないんだけど、妙なシンパシーがあるので藩王は心情を話すのにジュスランを選ぶんでしょう。

……とか勝手に考えてますが、もちろん岩城の妄想です。

上記のような展開は一切なく、当ブログはオフィシャル様とは何の関係もありません。



ちなみにジュスランは、さっさと帰ってリディア姫とお茶とか飲みたかったんだと思います。
くっだらない会議なんかに参加しないで、姫と一緒に宇宙見たりしてたかったんだよ……！！
だからイドリスに八つ当たりを。（酷）


意外と、読み返してみたら脳内で思い描いていたより原作の方ではジュスランとバルアミーの絡みが少ないので、アニメでは結構会話とかあって幸せです。
…もっとみんなでお茶するシーンを増やそうよ！！
お菓子持って訪ねてくるアリアバートやろうよ！！



岩城、中学生のころタイタニア読んだ時、アジュマーンのことがよくわかりませんでした。
黒いところを理解できなかった。
ジュスランがアジュマーンに対して畏怖を感じるのは、単純に位が上だからだと思っていたのです。
……この年で読み返してようやく理解しました。

アジュマーンは黒いよ！！

ジュスランですらドン引きだからね！！
素で黒い感じのアジュマーン、むしろ好きになったよ！！
彼は馬鹿な子ほどかわいい風味で、イドリスのことお気に入りだといい。
でもその一方、イドリスがアリアバートとかにやられちゃってもどうでもいいみたいな冷酷さがあるといい。


そんなこんなで妄想が飛躍しまくった結果、パラレル的というか、SF的な「こんなのどう！？」ってのができました！

アジュマーン非人間説。

どこかの時点で死にかけるかなんかして、体の大部分と脳の一部を人工のものにした結果、人としての何かが失われてしまい、それこそがまさに藩王としてふさわしいと評された、みたいな妄想が！！
人間らしい愛情なんてなくなっちゃったんだけど、決して理解していないわけじゃない。
「心」なんて曖昧なものを「理解」してしまっているところがアジュマーンの怖さで、ジュスランはそれを感じているから、アジュマーンのことを怖いと思う。
アジュマーンは人が自分をそう思うであろうことも計算に入れていて、それを取り繕ったりしない。

……そんな黒いタイタニアもどうよ！！

いや、別に黒くしなくてもタイタニアは十分黒いですが。
むしろそんなだったらアジュマーンに愛。
岩城、非人間大好き。
ついでにイドリスとの漫才コンビにも愛。

頑張れイドリス！！

……岩城に技量があればそんな漫画や小説を書いてみたいですが、スペースオペラなんて書ける気しねえよ！！
メカとか苦手だしね……。
でもそんなアジュマーンいいな。
……死ネタしか待ってないような気がするけどね！！！




上記漫画おまけの二人。



アリアバートに黒さを指摘されると凹むジュスランです。

心配しなくても大丈夫！！ジュスランの底知れなさにつり橋効果になってるきっと！！

ていうかイドリスに公然と嫌がらせしておいて黒いって言われたら凹むとか厚かましいよ！！
そんな酷いジュスランが大好きです。
いいんだよ、ジュスランは別に優しいいい子でもなんでもないんだよ。
アリアバートはむしろジュスランのそういうところに惹かれてやまないといい。
そしてジュスランはアリアバートの普通な所を愛してやまないんだよね。
色々な意味で需要と供給をばっちり満たしている二人だと思います。


タイタニアが大好きだー！！